特定健診・特定保健指導

更新日:2025年07月22日

特定健康診査及び特定保健指導

医療制度改革により、平成20年4月から健診の実施主体が、40~74歳の方は「医療保険者」に変わり、大紀町国民健康保険加入中の方に特定健康診査・特定保健指導を実施しております。
また、大紀町国民健康保険では、年度中に20~39歳になる国民健康保険加入者の方にも特定健康診査・特定保健指導と同様の内容で実施しております。※特定健康診査は集団健診のみ
詳細については対象者に事前に個人通知します。

生活習慣病の予防に着目

制度の変更により、健診の内容も「病気の発見」から「予防」を重視するものに見直されました。特に、全国でも死因の6割を占める高血圧症や脂質異常症・糖尿病などの生活習慣病の予防に力が入れられ、その予防と改善に最も効果が期待できる40から74歳の方を対象に、平成20年度から「特定健診」が行われることになりました。大紀町では、年度中に20~39歳になる国民健康保険加入者の方も集団健診のみ受診できます。

特定健診は、生活習慣病の原因となるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の該当者やその予備群を早期に発見し、生活習慣の改善へ結びつけることを目的としています。

このため、健診項目に内臓脂肪を確認する腹囲の計測が加わりました。そして、健診の結果から生活習慣病の危険性が高いと判定された方には「特定保健指導」が行われます。

「特定健診」から「特定保健指導」までの流れ

1 案内が届きます
大紀町国民健康保険では、20~74歳の加入者の皆様へ案内を送付します。

2 特定健診を受けます<メタボを発見!>
届いた受診券と保険資格を確認する物(マイナンバーカードや資格確認証)を持って、町内公共施設で実施する集団健診又は希望する医療機関で行う個別健診を受けてください。 詳しい内容については個人通知させていただきます。
注) 20~39歳の方は集団健診のみ受診可能で受診券は不要です。
・メタボリックシンドロームに着目した健診です。
・問診や血圧測定・尿検査・血液検査・心電図などのほか、腹囲の測定を行います。
また、必要な方には、眼底検査も行います。

3 結果通知・判定・情報提供<メタボを判定!>
・健診結果からメタボリックシンドロームの危険性に応じて保健指導のレベル(3段階)を設定します。
・健診受診者全員に、生活習慣の見直しや改善に役立つ情報を提供します。

メタボ判定(内臓脂肪型肥満+危険因子)
内臓脂肪型肥満
・腹囲が男性で85センチメートル以上、女性で90センチメートル以上
・BMI値が25以上 注)BMI値…体重を身長(単位:メートル)の2乗で割った値
危険因子
1.高血圧
2.脂質異常
3.高血糖
4.喫煙歴(1から3に該当する場合に危険因子と数える

 

上記に当てはまらない方 内臓脂肪型肥満に当てはまり、危険因子が一つ以上ある方 内臓脂肪型肥満に当てはまり、危険因子が二つ以上ある方
メタボリックシンドロームの危険性が低い メタボリックシンドロームの危険性が中程度(メタボ予備群) メタボリックシンドロームの危険性が高い(メタボ該当)

↓ ↓ ↓
情報提供(健診結果の説明)

特定保健指導を受けます
メタボ判定で危険性が中程度(メタボ予備軍)または高い(メタボ該当者)と判定された方は、その程度に応じて動機づけ支援、積極的支援の対象となります(高血圧症・糖尿病・脂質異常症などで服薬中の方を除く)。
詳細については対象者に個人通知します。

メタボリックシンドロームの危険性が中程度(メタボ予備群) メタボリックシンドロームの危険性が高い(メタボ該当者)

↓ ↓

動機付け支援 積極的支援
・初回面接時に生活習慣の改善点を確認し、目標を設定(原則1回)
・3か月後以降に達成状況を評価

・初回面接時に生活習慣の改善点を確認し、目標を設定

・初回面接より3か月以上の継続的な支援を行う。

・3か月後以降に達成状況を評価

健康目標を達成して、メタボリックシンドロームを撃退しましょう!!
その後も年に1回は必ず健診を受け、健康づくりに積極的に取り組みましょう!
◎人間ドックや会社の健診などで受診されている場合は、受診率向上のため、結果の提出をお願いします。

お問い合わせ

住民課 電話番号:0598-86-2217

 

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉課
〒519-2703 三重県度会郡大紀町滝原1610番地1
電話番号:0598-86-2216
ファックス:0598-86-3276
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