災害に備える

更新日:2024年03月29日

避難情報等と住民がとるべき行動

家具の置き方、固定

阪神・淡路大震災や新潟県中越地震などでは、多くの方が倒れてきた家具の下敷きになって亡くなったり、大けがをしました。大地震が発生したときには「家具は必ず倒れるもの」と考えて、転倒防止対策を講じておく必要があります。

•家具が転倒しないよう、家具は壁に固定しましょう
•寝室や子ども部屋には、できるだけ家具を置かないようにしましょう。置く場合も、なるべく背の低い家具にするとともに、倒れた時に出入り口をふさいだりしないよう、家具の向きや配置を工夫しましょう
•手の届くところに、懐中電灯やスリッパ、ホイッスルを備えておきましょう

※家具の固定方法などについては、こちらもご覧ください。
・地震による家具の転倒を防ぐには(消防庁)(http://www.fdma.go.jp/html/life/kagu1.html
・「ふせごう‐家具等の転倒防止対策」(消防庁動画) (http://www.fdma.go.jp/html/life/sinsai_taisaku/sinsai21_pv.html
・災害時に命を守る一人一人の防災対策(政府広報オンライン)(http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201108/6.html

食料・飲料などの備蓄、十分ですか

電気やガス、水道などのライフラインが止まった場合に備えて、普段から飲料水や非常食などを備蓄しておきましょう。

食料・飲料・生活必需品などの備蓄の例(人数分用意しましょう)
•飲料水 3日分(1人1日3リットルが目安)
•非常食 3日分の食料として、ご飯(アルファ米など)、ビスケット、板チョコ、乾パンなど
•トイレットペーパー、ティッシュペーパー・マッチ、ろうそく・カセットコンロ など
※非常に広い地域に甚大な被害が及ぶ可能性のある南海トラフ巨大地震では、「1週間分以上」の備蓄が望ましいとの指摘もあります。
※飲料水とは別に、トイレを流したりするための生活用水も必要です。日頃から、水道水を入れたポリタンクを用意する、お風呂の水をいつも張っておく、などの備えをしておきましょう。

非常用持ち出しバッグの準備、できていますか

自宅が被災したときは、安全な場所に避難し避難生活を送ることになります。 非常時に持ち出すべきものをあらかじめリュックサックに詰めておき、いつでもすぐに持ち出せるようにしておきましょう。

非常用持ち出しバッグの内容の例(人数分用意しましょう)
•飲料水 •食料品(カップめん、缶詰、ビスケット、チョコレートなど) •貴重品(預金通帳、印鑑、現金、健康保険証など) •救急用品(ばんそうこう、包帯、消毒液、常備薬など) •ヘルメット、防災ずきん •マスク •軍手 •懐中電灯 •衣類 •下着 •毛布、タオル •携帯ラジオ、予備電池 •携帯電話の充電器 •使い捨てカイロ •ウェットティッシュ •洗面用具•携帯トイレ
※乳児のいるご家庭は、ミルク・紙おむつ・ほ乳びんなども用意しておきましょう。

ご家族同士の安否確認方法、決まっていますか

別々の場所にいるときに災害が発生した場合でもお互いの安否を確認できるよう、日頃から安否確認の方法や集合場所などを、事前に話し合っておきましょう。災害時には、携帯電話の回線がつながりにくくなり、連絡がとれない場合もあります。その際には以下のサービスを利用しましょう。

● 災害伝言ダイヤル171番
局番なしの「171」に電話をかけると伝言を録音でき、自分の電話番号を知っている家族などが、伝言を再生できます。

※一般加入電話や公衆電話、一部のIP電話からご利用できます。
※携帯電話・PHSからもご利用できます。詳細は以下のページをご覧ください。

171~災害用伝言ダイヤル(政府インターネットテレビ)(動画)別ウィンドウで開く
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg2090.html

● 災害用伝言板
携帯電話やPHSからインターネットサービスを使用して文字情報を登録し、自分の電話番号を知っている家族などが、情報を閲覧できます。

知っていますか? 災害用伝言板(政府インターネットテレビ)(動画)
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg2719.html

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