大紀町町勢要覧
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22大紀町長服部 吉人 平成17年2月14日に旧「大宮町」「紀勢町」「大内山村」の2町1村が合併し、長年親しんできた旧町村名を後世に残す意味で「大」と「紀」の文字を取り入れるとともに、大内山川や宮川など大きな川のイメージと、紀州の玄関口となって大きく発展していくことを願って「大紀町」と名付けられ、海と山と川の幸に恵まれ、美しい自然に囲まれた風光明媚な地で、四季折々の彩りが楽しめる町になりました。 大紀町は三重県の中南部に位置し、総面積233.32平方キロメートルのうち約91%を山林が占め、地形は全般に急峻で、町内を流れる一級河川の宮川、大内山川、藤川沿いに民家と耕地が散在する農山村部と、僅かな土地に民家が集中する海岸部から成る典型的な農山漁村地域です。 比較的温暖な気候ではありますが、降水量は多めで、特に梅雨時期や台風シーズン、秋雨時期に多量の降水量があり、停滞前線等の影響を受けやすい地域と言えます。 人口は令和3年12月末現在で7,875人となり、毎年約1%ずつ減少しておりますが、今後は、美しい自然、長い年月で受け継がれてきた伝統文化・歴史、地域を支えてきた産業など、大紀町の魅力を将来につなぐため「町民の笑顔を絶やさない町づくり」を町民の皆様とともに進め、高齢者・少子化・子育て支援対策や医療・福祉、移住定住、地域産業への支援、防災対策、教育の充実やデジタル化社会への対応に取り組んでまいります。 この町勢要覧では、現在の町の様子やこれからの取り組みをたくさんの皆様にお伝えし、より多くの皆様にご高覧いただき、大紀町を深くご理解いただければ幸いかと存じます。町民の笑顔を絶やさない町づくり

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