瀧たき原はらの宮みや・瀧たき原はら竝ならびの宮みや 瀧原宮・瀧原竝宮は、ともに皇大神宮(伊勢神宮内宮)の別宮で、昔から「大神の遙宮」といわれています。御祭神はいずれも「天照坐皇大御神御魂」で、両宮とも同じ御敷地に御殿を並べて鎮座されており、伊勢神宮と同様に20年毎に「式年遷宮※」が行われます。頭こうべ之の宮みや四よ方もう神じん社じゃ※式年※式年遷遷せんせん宮宮ぐうぐうとはとは1300年続く式年遷宮は伊勢神宮と同様に20年に一度実施され、「お木曳」や「お白石持ち」など地元挙げての行事が斎行されます。常に瑞々しさを保つために古例のままに社殿をはじめ全てを新しくして、大御神が新宮へ遷る神宮最大のお祭りで、前回は伊勢神宮の式年遷宮の翌年「平成26年」に「第62回式年遷宮」が古式のままに行われました。◦ツヅラト峠コース◦荷坂峠コース◦三瀬坂峠コース10 一部が世界遺産に登録されている熊野古道、伊勢神宮内宮の別宮である瀧原宮をはじめとする神社仏閣、縄文時代から残されている樋ノ谷遺跡を代表とした遺跡など、それぞれの地域で長い時間をかけて人々や自然が造り上げた文化財を脈々と現代に受け継ぎ守られています。ツヅラト峠ツヅラト峠大紀町のにぎわい・交流拠点樋ノ谷遺跡世界遺産 熊野古道伊勢路 古来より先人たちが歩んだ巡礼の道で、「ツヅラト峠」「荷坂峠」は平成16年にユネスコ世界遺産に登録されています。かつて伊勢と紀伊の国境であったツヅラト峠は、伊勢から熊野を目指す旅人が初めて熊野灘を目にした峠で、また、江戸時代以降は東寄りの荷坂峠が紀州の玄関口となり、昭和の初め頃まで生活道として使われていました。大紀町の熊野古道コースイラストのタイ文化
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